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妙な風が頬を撫でて、びっくりして目が覚めた。
てっきり、寝る前に窓を閉め忘れたせいかと思い、ゆっくり目を開ける。
まだ夜中なのに…と思いながら、眠気眼を擦ると…。
徐々に目が闇に慣れてきて、自分の周りの変化に気付いた。
私は、何処か分からない、暗くて無機質な部屋のような場所に横たわっていた。
急に、怖くなってきて、辺りを見回す。
ふと、自分の後ろに小柄な女の子が居るのに気付いた。
警戒しながら、話しかけてみた。
『ここは、どこなの?!』
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