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「もうすぐチャイムなるぞ」
「本当だ、レンレンまた後で」
「またね七瀬くん」
と、バカップル。
「ちゃんと授業出なさいよ」
「じゃあな」
と幼なじみ
「じゃ、じゃあ私もさぼります」
と彩う…
「「「「「はぁぁ?」」」」」
みんな綺麗にはもりました。
「で、ですから、私もさぼります」
「ちょっ、媛華、何考えてんのよあんた」
神田がご乱心かつ怒りに満ちた声で怒鳴る。
「次は数学ですし大丈夫です」
「まぁ、そうだろうけど」
「龍、どういうことだ?」
「彩内さんは数学は多分教師以上のレベルなんだ。その辺はレンレンと同じだよ」
「なるほどな」
この間にも彩内と神田は言い合いを続けていた。
「てか唯に口喧嘩で勝てるかっての」
「だろうな」
神田は見ての通り委員長が嫌というほど板に付く。あんな奴が口喧嘩で負けるはずが「もう、わかったわよ」
負けた。俺達は今とんでもないものを見ているらしい。全力で言い合っていたのだろう。両方ともハァハァと息を荒らしていた。
「と言う事で私もさぼります」
「どうぞ、もう好きにして」
神田は疲れていて言い返そうとはしなかった。
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