新たな出会い

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……… 少しだけ寝たので起きるため薄目を開けたら、真ん前に彩内の顔があった。 「ッッ」 しかし彩内も寝ているらしい。だが俺の頭は彩内の膝の上だった。 いわゆる膝枕と言う奴だ。 俺は恥ずかしさの余り飛び起きた。 すると、彩内が目を覚ました。 「あ、七瀬くんおはようございます」 「あ、あぁ、おはよう。すまねぇ、起しちまったか?」 「いえ、七瀬くんの寝顔を見ていたら何だか眠くなってしまいまいた」 「そ、そうなんだ。」 コレが精一杯の返し言葉だった。 「それより、どうでした膝枕」 「寝てる間に彩内がやったのか?」 「はい、迷惑でしたか?」 「いや、迷惑では無いけど。むしろ気持ち良いぐらい眠れた」 あれ?コレってかなりの変態発言じゃぁ… 「そ、そうでしゅか…」 彩内は顔を赤らめながら咬みながら答えた。 「もう少し寝顔を見ていたかったのに、寝てしまう何て、勿体ないです…」 何か1人でぶつぶつ言っていたが気にしないでおこう。
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