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「あのぉ、私達もご一緒してよろしいのですか?」
「すきにしなよ」
俺はもう食べおわっていたので気にしなかった。
「じゃあお邪魔するわよ」
「おおお、お邪魔します」
「ところで唯なんで蓮を探していたんだ?」
「七瀬に用があるのよ。媛華がね」
「ふーん」
「ていうか海斗、なんでいいんちょのこと名前呼びなんだ?もしかして」
「ばかな事言ってんな、幼なじみだよ」
へー、一年間つるんでいたが神田が幼なじみなんて初耳だった。
「七瀬くん」
「んぁ?」
彩内にいきなり話し掛けられたので、なんとも恥ずかしい返事をしていた。
「け、今朝はたたた、助けて下さってありがとうごじゃいましゅ」
「ブッ」
緊張のせいか、彩内は噛みまくりだった。
「ふぇぇ、すみません」
「いや、謝らなくていいよ、しかもただ通る道にあいつらがいて邪魔だっただけだから」
「またまたぁ、レンレン、助ける気満々だったくせに」
「ほっとけ」
全く俺も素直じゃないな。
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