‡戦線メモリー‡

外国娘ですが何か？

「Ｏｈ……進学先が決まらないです……」

そう、進学先が決まらず、いろいろな学校の資料を読みあさっていました。

「進学先を決めるにしても、私のやりたい事は、存分に体を動かす事です！」

「日本語は、母様から習ったので問題ありませんし……」

「あっ、でもでも恋もしたいし、剣術も銃take careもやりたいです」

と、このように何時までも決まりそうにない訳でした。

しかし……。

「お？何だコレ……？」

「戦線学園学校案内……？」

「戦線かぁ……」

そう、戦線学園という学園のパンフレットに目を惹かれたので、読んでみました。

「えーっと……何々……我が校は、出現する魔族に対抗する人材を育成する学園です」

「魔族かぁ……昨日は、お隣りのお母さんが魔族に食われたんだっけ……」

思い出すだけで苦しい……。

数日前……私の仲の良い友人のお母さんが他界した……。