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―――――――高瀬サイド――
｢へぇ。只のヘタレだと思ってたが、以外に男気あんじゃねぇか｣
俺は菊地ホルマリン漬けが寝ている部屋の外で二人のやりとりを聞いていた。決して盗み聞きなどではない。盗聴だ。
｢………｣
ごめん意味同じだった
さて。ここは川の下流に位置する小さな村 ｢ラプンツェル｣
村は小さく２０人ぐらいしか住んでいないらしい。
なぜこんなところにいるのかと言うと
菊地ホルマリン漬けの溺れている声を聞き、立川ジャングルがモジャモジャボールから飛び出して助けに行ったのだ。それに俺はついてきた。というわけ
どうやって下流まで来たの？
って??
えーと普通に川に飛び込んだよチンゲを追ってね
てか俺 泳げなかったの忘れてたうん。死んだかと思った
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