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*** 「寝ちゃったみたいね」 「ホントですね......」 祐ちゃんの友達が、彼女からの電話で呼び出されて帰ったのは、今から20分程前。 その後、私と絵里さんが食器の後片付けをしている間に、祐ちゃんは、ベットの中で、一人、眠ってしまっていた。 ......ホント寝るの早い......しかも、またお腹出てるし...... 布団も掛けずに横になっている彼のTシャツをそっと引き下げ、タオルケットを一枚だけ掛ける。 「あの、手伝って頂いてありがとうございました」 ぺこりと頭を下げると、 「尚ちゃんてホントかわいいわね?祐也も、そんな所に惚れちゃったのね」 絵里さんは、ふふっと笑った。 .
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