異変

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~side other バタン 「やっぱ倒れたか。」 月明かりに照らされる青年。ほのかに青白く発光している。 しかし青年がふぅと溜息をつくと光は消え青白い瞳はこげ茶色に変わっていた。 「ホントにお偉いさんは俺の気持ちをいつでも踏みにじってくれるよ。」 儚くつぶやくと彼は倒れた少年を一瞥し、暗闇に消えていった。
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