2 襲撃

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次の日、修也は学校にいつものように登校して来た。 ?「おい、ウスノロ!早く行けよ!」 修「痛っ・・・って、美香かよ。ってウスノロはひどいだろ!」 美「うるさいなぁ。人がせっかくあいさつをしてやったのに~。」 とまあ、朝っぱらから元気な声+鞄で殴りつけるという合わせ技をしたのが、「清水 美香」。1年のころからいっしょのやつだ。 修「たくっお前はあいさつもろくに出来ねぇのかよ」 美「口答えしない。そんなことより、いつも朝は元気ないな、お前」 修「お前って・・・まあな。なんか、今日はいつも以上に元気ねぇかも」 美「まったく、情けないな。まあいいや」 そんなことを言い、美香はさっさと教室に入っていった。例え信頼(?)出来るやつでも、 「ブラックがもしかしたら動きだしたこと」 を言うのは気がひけた。 朝のホームルームが終わり、1時間目が始まるころ、鋭い悲鳴が耳を貫けた。校門のほうからだ・・・ ダッシュで校門へと行き、見た物はある女子高生がクモのような怪人に襲われていた。 修「やめろ!お前、ここで何をしている?」 怪「No,001新谷修也。・・・お前を・・・殺す」 修「ちっ。組織から送られたやつだな。たしか、あれはスパイダーだな。・・・よし、まだ人は来ていない。本当はこんなとこで使うのは気がひけるが、仕方ない」 修也は辺りを確認し、ポケットからある物を腰にあてた。物はベルトとなった。そして・・・。 カードを取り出た後、修也はあの時と同じように言った。 「変身!」
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