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「騙したなぁ?」
「騙してないも…んっ」
ぷくっと膨れた頬にキスを落とす。
「ほーら、ここじゃダメだよ?
誰が来るかわかんないじゃん」
まるでもっと、とせがむような顔をしていたこじぱの腕をひっぱる。
「帰るよ?」
「えっ、どこに?」
きょとんとしているこじぱの乱れた服をちゃんと着直させる。
「あたしん家に決まってんじゃん。
続きしてーって顔してるもん」
「えーなにそれー」
彼女の手をとり、2人で楽屋を出た。
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