第一話

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それから俺は鈴島による渚の可愛さスピーチ的なものを聞かされながら入学式準備もそろそろ終わるであろう高校に向かった。 クラスは前の登校日ですでに発表されていて俺と鈴島は同じクラスだ。 教室に入ると「おはよー」と声を掛けられ、俺たちも普通に返した。 入学式に出るために整列させられ出席番号が一つ前の女の子と他愛ない話をしていたら体育館に着いていた。 吹奏楽部のよくわからない行進曲に耳を傾けながら入場。 横目に吹奏楽部を見てみた瞬間ものすごい音量でシンバルが鳴った。 鳴らした人に思わず見とれていると後ろのやつに軽く押された。 そこからはぼーっとしてる間に式は終わったらしく、教室でHRをしていた。 軽い説明を受け、月曜日の始業式にまた来るよう言われて解散。
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