壱 トラブルメイクガールズ

16/24
前へ
/137ページ
次へ
強盗「………オイ。てめえなにしやがった!」 警官「…………応援を呼んだ。じきに来る。」 警官は若者なりに恐怖の表情を出しながらも 強盗をしっかりとした眼差しで見つめた。 ガィン!! 強盗「チクショウがぁ!!」 警官「ウッ……」 警官は自分の顔のすぐ脇にバールが振り下ろされたのを見て顔を手で覆った 強盗「こんな所で、この、俺が、捕まってたまるか!」 しばらくの間は警官に当てないように何度も何度もバールを地面に打ちつけた。 ボソボソ 強盗「ハァ!ハァ!ハァ!………クソッこれじゃあ人質を……………」 強盗はしばらく商店街に群れた野次馬を見つめて 急に走り出した。 強盗(人質はあいつに決定だ!)
/137ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加