序章

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(何かヌルヌルするな。) 彼はその[何か]を両手で掴み、その端を掴んだ。[それ]は彼の人生の中で良く知ってる形に感じた。 彼はその[何か]の長さを自分の手の平を使い調べると、大体40センチ程の長さだという事が分かった。 彼は[それ]が自分の思ってる形に似てるだけではなく、長さまでが一緒なのか自分の左腕の肘から指先迄を図ってみた。 彼はその[何か]が自分の考える物と一致した事に恐怖を怯え、その場から今でも見えないその暗闇に走り出した。
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