おぢさん

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少しだけ残ってる記憶の中で1番古いものを… 僕が何歳かは覚えてないですが、小さい頃に僕が食べたいものを1度だけ運んでくれたおぢさんが居ます。 毛蟹です(笑)ニハイ入ってました。 白い発泡スチロールに砕いた氷に丁寧ないれ方をしてました。 宅配便のおぢさんだと思います。 でも母さんは、誰にもらったの[?]と… そのものには送り状はありませんでした。 宅配便では無かったのです。確かにおぢさんは見ただけで、話しは一切してませんでした。誰だったのでしょうか… 前日に、確かに毛蟹を食べたいと母に言いました。 でも、1LKの家に居たのは兄と僕と母の3人だけ。 父親がいない家は、とても貧乏で、貧しい生活をしてました。 人を招ける環境ではないです。 そこに他人が居た記憶は一切ありません。 管理人かな[?](笑)
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