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当時7歳だった僕は、兄の友人より借りた「ウィザードリィ」というファミコンゲームをやっていました。
ファミコンは母がパチンコでとって来たらしい(笑)
知っている人もいると思うが、あのゲームは難しい。特に小学生で、出来の悪いオツムの僕が出来るわけないのですが、借りました。
当然、出来ませんでした(笑)
ふて腐りながら、兄の友人宅へ返しに行きました。
友人宅は、マンションなのですが、作りが普通のマンションよりも廊下が広い。
普通は2mくらい?1.5mくらいですかね?
そこは、その二倍はあります。1階はフードセンターです(笑)
廊下には、一定の感覚で横に人一人が入れる空間があります。高さは当時ちびっ子だったので、高く見えました。
右手にファミコンソフトを持ちながら、友人宅がある玄関まで歩いていたところ、後ろの方から…
「ガラガラガラガラ!」
と音が鳴ったので、振り向くと、ストレッチャーを押している看護婦さんが迫ってきてました。
僕は、横にあった空間に入り通り過ぎるのを待ったのですが、音がしなくなっていました。
不思議に思ったので、廊下を覗くと、さっきまでいた人とストレッチャーがいなかったのです。
周りは、ただ冷たい空気が流れていました。
その出来事を、友人と友人母に話たところ、元もと病院だったという、上手い話ではなく(笑)
なんか、建物自体が障害を持っている、病気を患っている等の人向けに作られたマンションみたいです。
近くにバス、学校、市場、銀行、地下鉄、商店街、公園など、生活には困らない施設が揃っています。
エレベーターはとにかく広い。階段等には手摺りがついてる。
玄関の段差は低く、マンション入口の道は、救急車クラスの車が余裕で入れる広さ。
当時、僕は…
「お年寄りの為の家なんだぁ」
と…(笑)
自分で思い出しながら書いてますが、僕は鈍いみたいですね(笑)
今考えると、不思議でした。ていうか看護婦さんは何故出てきたのでしょうか?
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