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少女「私はこれからどこに行けば良いんでしょうか………」
その少女の顔は歳の割りにはあまりにも寂しそうに見えた。
翔太朗「あ~……俺ん家……来るか?」
色々考えてる内にそんな言葉が俺の口から出ていた。
少女「よろしいのですか?」
翔太朗「こんな時間に雪降ってるのに置いて行く訳にもいかないし……風邪ひいたら困るだろ?」
少女「…………」
彼女は何も言わずに立ち上がり俺の右手を握った。
翔太朗「そう言えば君名前は?俺は上北翔太朗だ……」
少女「私は……シュテル・ザ・デストラクターと言われていました………」
翔太朗「なんだそりゃ?まぁ後ろの何とかは他の人には言わない方が良いと思うぞシュテル……あっ帰りにコンビニ寄って行くから…………」
シュテル「わかりました……」
どうやら一人の年越しはまだ先になるみたいだ。
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