呪いの刻参り

2/10
前へ
/53ページ
次へ
私の名前は、清水直子。 昼は、ごく普通のOL。 でも夜は、呪いの執行人。 私には、嫌いな上司がいる。 そいつの名前は山元譲二。 いつもセクハラをしてくる最低上司。 セクハラも日に日にエスカレート。 我慢が出来なくなり大声で止めて!! その一言で私の会社での扱いが変わった。 社内で私の悪い噂を流し友達も減った。 それどころか幼稚な嫌がらせまで。 おまけに山元からは、自分がセクハラを受けていたと言って私を尻軽女呼ばわり。 もう我慢が出来ない。 そんなときに見つけてのがこの呪いの刻参り。 私は、そのアプリをインストールして開いた。 そして画面のなかに文字が現れた。 呪いたい相手の名前を書いてください。 私は、山元譲二と打った。 すると承りました。 と、表示された。 馬鹿馬鹿しい。 そう思いながら明日も仕事なので携帯を枕元に投げて深い眠りに入った。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加