呪いの刻参り

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気付くとそこは病院のベッドの上。 左手には、点滴の注射針が刺さっている。 私は、山元から暴行を受けて病院に運ばれたみたい。 私が目覚めて5分くらい経ったら看護師が来た。 看護師は、私の点滴を変えると言った。 警察の方が来ています。 看護師と入れ替わりに刑事が入ってきた。 刑事が私のベッドの側まで来て唐突に告げた。 山元譲二が死んだと。 その後私は、軽く事情聴取されただけだった。 でも私は、心の中で笑っていた。 ほんとに山元が死んだと。 あのアプリは、本物だ。 しかも自分の手を汚さずに殺せる。 私は、ただ名前を書いただけ。 警察に捕まるだなんてあり得ない。 そして私は、スマートフォンを取り次のターゲットの名前を入力するのだった。
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