とある病室での日常

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『本来なら院長にバレちゃったら私クビになっちゃうのよ?』 渋々雲雀が空けてくれたベッドのスペースへ入る。 『そんなこと僕がさせると思うかい?』 『恭弥にそんなことできる人なんていないわ』 クスリと笑いながら言った。 『ねぇ、こっちむきなよ』と雲雀が言うとはいはいと言ってリナリーは雲雀の方へ寝変えると彼の頭を優しく撫でる。 『甘えん坊なんだから…』 やれやれという表情を浮かべる。 『君にだけだよ』 『それって喜んでいいの?』 『当たり前じゃない』 『ふふ、じゃあ喜んでおくわ』 『『おやすみ』』 ☆END
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