第一章「白の召喚師」

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「おはよう、アルク。」 「父さんおはよう。」 リビングには父がいた。まぁ、いてもおかしくはない。 「今日は王国騎士の試験日だったな?お前にこれをくれてやる。」 「ありがとう。」 父から貰ったのはペンダントだった。白色の石ペンダントだった。 「変わった色のペンダントだね。」 「あぁ、これはシュタイナー家に伝わる御守りだ。」 「へぇ~大事にするよ。」 俺は飯を済ませ、支度を終えると、母と父は見送りすることしたのだ。 「では、父さん、母さん行ってくる。」 「行ってらっしゃっい。」 「行ってこい。お前ならできる!」 「了解したよ。」 俺は家を出て行った。
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