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「ふぅ…これが王都ティグルス城行きの馬車か?」
「みたいね。最近の馬車は大きいわね。」
実際にリビングぐらいの広さはあった。馬車にしては本当に広い方である。
「これはティルス城行きの馬車だけど、よろしいかな?」
話しかけて来たのは馬車の使い手の男性である。
「(…ん?間違えているのか。まぁ、地方によって言い方がかわるのか。)はい、そうです。」
「(ん?何か違う気が…きっと、王都の方の方言なのかな)私もです。」
「じゃあ、乗ってください。」
二人は馬車に乗ることになったのであった。
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