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黒アリスはアリスを見ながら答える。
「ほら、この子。アリスよ。この子のために白ウサギに会わなくちゃならないのよ」
『あ、アリス…!?』
赤い薔薇は驚いたように声を上げる。
「は、初めまして…アリスです」
アリスは一応挨拶をしておこうと思い、挨拶をした。
すると薔薇は納得したように呟く。
『…わかった』
声か聞こえたかと思うと、一本の薔薇が光りはじめた。
「!!」
アリスは咄嗟に目を閉じる。
しばらくして目を開けると、そこにはまだ6、7歳くらいの幼い少女が立っていた。
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