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ドラ「お前がそれを解いてくれたのか......人間、礼を言う」
こいつ本当にドラゴン?人間より礼儀がなってるぞ。
裕「気にするな、ついでだついで。因みにあんたは何歳なんだ?」
ドラ「私か?確か.........600歳ぐらいか?」
裕「600歳......ドラゴンから見てどれくらいなんだ?」
ドラゴンの基準が分からん。
ドラ「長いものは1500歳を超えている。私はまだまだだな」
へー...多分まだこれくらいのやつを操るのが精一杯なのかな。
裕「これからどうする?元の場所に帰るか?帰るなら手伝うが」
ドラ「変わった人間だな。普通ドラゴンを見たら逃げるか襲いかかってくるかなんだが」
一応神様の血が入ってます。
裕「それで、どうするんだ?」
ドラ「帰るよ、それでどうやるんだ?」
裕「帰りたい所を思い浮かべてくれ。そしたらいい」
ドラ「そうか............できたぞ」
裕「よし、【強制転移】」
ドラゴンは俺の前からいなくなった。
転移した瞬間に結界は解いてあります。
龍「ドラゴンが......」
裕「終わったよ。お前達はさっさと帰ってこの事を報告しなくていいのか?」
ユイ「その前に貴方の名前を聞かせてもよろしいでしょうか?」
またこいつか!
裕「何度も言ってるだろう?俺は『死神代行』。それ以上でもそれ以下でもない。それで君はなんで俺の名前を知りたいのかな?」
ユイ「それは...貴方にお礼を...」
裕「いらない。はい、これで名前を知る必要は無くなった。それじゃ」
帰ろうとするが、
キンッ
裕「......なんのつもりかな?」
龍司が魔武器で切りかかってきたが俺は持っていた鎌で受け止める。
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