プロローグ

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2003年三月神奈川県 とある中学校の3年4組。 卒業まであと少し。クラスでは進路について話し合っていた。    「俺は教師になろうかと思ってるんだ。それが駄目なら昔の夢だったレーサーでも目指して見るさ。」彼の名前は遠藤。自分の進路に迷っている。   「そうか…。俺はK高に行って工業を学んでからT大へ行ってエンジニアになるぜ。」 彼の名前は斉藤。全国模試で6位の天才。どこの高校でも受かると言われていた。ただしプレッシャーに負けなければ…   「俺は高校に行ってからじっくり考えるよ。」 彼の名前は高田。楽天的な性格で、意外な才能を持っていることがある。    こうして三人は高校へと進学する。 思いがけない形で再会すると知らずに…
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