卍プロローグ卍

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「はじめましてっ... 星河美優です!」 君との出会いは小学一年生の夏。 「いとこだよ」と紹介されたその男の子は、少し無愛想そうな、でもとても綺麗な瞳をしていた。 彼のパパに自己紹介しな、と言われ、ものすごく緊張しながら、一生懸命に名前を言った。 やっとの思いで言い終え、ホッとして、期待しながら彼の言葉を待った末の彼の第一声は、 「...めんどくさ…。」 だった。 .
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