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「……遅い」 もう2時間近くは経った。 魔王の機嫌を治しに行ったはずのディールの帰りがあまりにも遅く、フェイズはイライラと机を指で叩いていた。 その単調な音を聞きながら、やはりディールに任せたのは間違いだったか……とまで思い始めてしまう始末だ。 今か今かと待ち続けるものの、もう我慢の限界だった 魔王様命のフェイズには2時間という時間は長すぎたようだ
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