愛と勇気のバレンタイン

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「部長、一緒に帰るのは生徒会が無い日だけにしましょ?」 僕がそう言うと、 「やだ」 部長は首を横に振った 「部長…」 「私はお前と一緒に帰りたいんだ」 部長はココアの缶を開けた 「そんな事言って風邪でも引いたらどうするんですか…」 「その時はその時だ」 そう言うと部長はココアを飲んだ 「まったくもう… じゃあこうしましょう、駅前の喫茶店で待っててください 生徒会が終わったら行きますから」 「…わかったよ」 という訳で今度からは待ち合わせする事になりました 「じゃあ帰りましょうか」 「うん♪」 俺と部長は歩き始めた 「やっぱり日が沈むと寒さが増しますね」 俺は手を擦り合わせている 「し、仕方がない 手を握ってやろう」 そう言って部長は俺の手を握った 「ありがとうございます」 「こう寒いとさ、鍋が食べたいな」 「そうですね キムチ鍋とか食べたいです」 「いいなキムチ鍋♪ あー、食べ物の話をしたら、お腹が減ってしまったな♪ 早く帰ろう♪」 「はい」 部長を家まで送り、俺も家に帰った 翌朝 「おはよう雄二♪」 突然楓さんが家に来た 「なに、どうしたの?」 「あんたと一緒に学校行こうと思って♪」 「え」 「さ、行くわよ」 「ちょまっ」 俺は楓さんに連れてかれて、エレベーターで1階まで降りた 「あ」 「あ」 エレベーターのドアが開くと、そこには部長がいた バカでもなんとなくわかるよ まずい状況だってね
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