わたし鏡

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外で月を見上げながら思う。 亮ちゃんに合言葉 届いとるかな? 『愛してる』 うわー// 届いてたらなんか 恥ずかしいなこれ。 そう照れながらも 笑ってしまった。 大阪と東京。 遠く離れた街にいる 亮ちゃんだから 逢えない夜には お月さまを眺めて 胸いっぱいに強く あの時教えてもらった おまじないをするの。 『逢いたいねん…』 どっかから 舞い降りてきた赤い糸 意味もないのに 小指に巻き付けてみた。 僕な逢えない毎日で 亮ちゃんに募る愛と 逢えたトキの嬉しすぎる涙を 今宵も感じながら 鼻歌まじりで 月夜の中を1人帰った
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