わたし鏡

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照らし出された月夜道 二人だけが歩ける道。 たどり着けるんかな? 待っててくれるんかな? 早る思い足音に乗せて奏でるわ。 『俺は大丈夫やから』 って悲しみ隠して 無理した笑顔と 『会えて嬉しいっ』 って喜び素直に 見せた笑顔を 今宵も感じて 華色まじりで眠る月夜 僕な逢えない毎日で 亮ちゃんに募る愛と 逢えたトキの嬉しすぎる愛を 今宵も感じながら 鼻歌まじりで 月夜の中を1人帰る そんな日。 僕な思うねん。 逢いたいときに逢うのが 全てなんかじゃないねん 幸せと辛さが 背中合わせの一線違いで あんねん。 それを今な 絶妙なバランスで 保ってんねん。 せやけどやっぱり わがまま言うとな 『…はよ逢いたい』 end     
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