第2章

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そう思うと、 今の私は違ってたのかも。なんて、考えたり。 でも、私が変われば、 きっと、変われるのだろうと思う。 まだ、今も出来るのかもしれない。 けれど、自分から変わろうとしない私。 全ては自分自身で決めなきゃならない。 他人に任せず、他人のせいにせず。 でも、私には いつも『無駄なプライド』と『勇気』というものが重くのし掛かっている。 どうしたら、外せるのか。 それを考えるしかない? 分からない。 毎夜の様に ダメだった事、自分の悪い所を考えては、涙をして。 なんて、本当に馬鹿なんだろう。と思うけれど。 私のしている事、考えている事。 大人が見たら、私って、本当に馬鹿なんだろうな。 とか、ばっかり考えて。 私の思考には、常に『他人から良い子と思ってもらう』事しか考えてなくて。 絶対にダメな自分を見せてはいけないと思ってしまう。 見せてしまったら、「もうダメだ…」 って、何故か奈落の底へ突き落とされたようになってしまう。 だから、本当に 母が「私が不登校」と知り合いに言った時は、 とても恨んだ。 自分の居場所を取られた様な気分になった。 けれど、やっぱり言えなくて。 私の心のコップから、水が溢れそうになる。 ムカムカして… コップも もう、使えそうになくなって沢山のヒビが入ってる。 壊れちゃうのかな… そろそろ。 なんて。 もう、素直にはなれないのかな?
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