第一章

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―――… 「はあはあはあ……… ゆ、め…か…」 最近よく見る夢… 幼い頃の私と、少し若い女王様が居て、お母様と思われる人が居る 何だか妙に現実味があって、夢じゃないみたい… でも…お母様は私が一歳の時に亡くなった。 そんな事覚えてるはずない。 「変な夢。」 寝ぼけた頭で ベッドに座り、ぼーっとしていると、 私の身のまわりを世話する 侍女達がベッドから起き上がるよう、催促したので 私は着替え始めた。
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