マコト

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「って、ちょってまて。なんで真琴(まこと)がここにいんの?」 「???隣の家だから。」 こいつの頭のなかでは隣の家だったら勝手に入っていいらしい…。 「…いつからいた?」 (さしずめ、俺と会話するちょっと前ぐらいだろう…。) 「えっとね~。せいくんが起きるときぐらいから。」 「ホントに最初っからいたんだな!?」 俺のプライバシーはどこにあるんだろう…。 「せいくんせいくん。」「ん?どうした?」 「お腹空いたよ~。」 「そっか…。じゃあ…帰れば?」 「おば様~。せいくんが…」 「さて!真琴、降りて飯を食うか!!」 「うん!」 ったく…すぐに母さんを武器にするんだから怖いったらありゃあしない…。 「誠!!真琴ちゃんに何かしたら許さないよ!」 「だから、なんでも無かったって。」 「…なら、いいけど。」俺もとっと降りるか…。
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