マコト

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さて…どこぞのマンガとかそういう類いじゃないが軽く紹介をしておこう。俺は海口誠。…そして、俺の隣でのほほんと飯を食っていて 「???何?せいくん?」 と俺を呼んでいるのは船崎真琴(ふなさきまこと)だ。家が隣にあるってだけで俺の人生の150%を一緒に過ごしているただのおとなりさんだ。 「そういうのを幼馴染みって言うんだよ~。」 「勝手にどこもかしこもついて来るのを幼馴染みとは言わねーよ!!」 そんでもって真琴には俺の考えてることがわかるらしい…。 「そーだよ~。あ~。そういえばおば様~。せいくんの机の二番目の参考書の174ページに新しい本を隠してるよ~。」 ん?俺のプライバシーなんてものはないぜモチロン。 「せっかく真琴じゃ無理っぽくかつ知られないようにこの学校を選んで頑張って勉強して入れたのに…なんで真琴もいるんだ?」 「それはいまさっきいったじゃーん。せいくんの進路なんて隠してもわかるし、回答もせいくんが書いた通りにしたから、せいくんが合格したら私も合格なんだよ~。」 「そーでしょうね!!なんでカンニングにならないんだろうね!?」 「注意点に思考を読むのは禁止って書いてないからだよ~。」 「わかってるよ!普通なら出来ないから書いてねぇだけだ!」 ホントに疲れるな…うん。
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