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「さーくらっ!」
「!?…舞!」
この子は、中谷 舞。(なかたに まい)
小学校からずーっと一緒。
「…いつまで悩んでんの??」
「だって…
このクジで私の一学期の運命が
決まるんだよ!?」
「大袈裟だっつーの(笑)」
「そんなことないよっ」
「もー、
さくらは本当優柔不断なんだから。」
~~~~~~~~
「うっ…」
優柔不断を強調された…
けど、当たってるだけに言い返せない。
悔しーっ!!!
「早くしないとあたしが決めるぞー」
っていいながら、
私の上に乗っかってきた。
舞の全体重が肩にかかってる。
…正直
「重い『 何 か 言 っ た ? 』
「「………。」」
お互い睨み合ってる。
「……………プッ」
舞がこらえきれなくなって
笑い始めた。
それにつられて、
私も笑った。
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