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ぎゅっと目をつぶって
1.2.3...
もしかしたら
不思議の国へ堕ちていけるんじゃないかと
白兎が迎えにきてくれるんじゃないかと
そんなわけない
あるはずがない
でもちょっとだけ儚い希望をもって
もしかしたら
もしかしたら
1.2.3...
...ちらっ
恐る恐る目を開いて
広がっていたのは
“現実” でした。
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