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気がつき時計を見ると、既に二十五分もの時間がたっていた。
そろそろ出ないと遅れるかもしれない。
即座にいつものTシャツとジーパンに着替えた俊一は壊れたトースターで焼いた半面しか焼けていない食パンにそそくさと蜂蜜をかけると、それを持ち、家から出た。
俊一はコンビニでレジ打ちのバイトをしている。もうかれこれこの仕事は四年目だ。
ロッカールームに着くと、水色とピンクのユニフォームに着替える。
「おはようございます。」
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