第一章 奇遇

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まるで「憂いの篩」の中みたいだ、とトニーは思った。 自分はまだ「ハリーポッターと秘密の部屋」までしか読んでいなかったが、 ハリーポッター好きなエリーからは何度も何度も聞かされたものだ。 トニーは試しに「10」の柱に足を突っ込もうとした。 が、「ドン」という鈍い音がしただけだった。
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