01 『変態』と呼ばれし非青春少年は野宿少女と邂逅する。

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   皆さんは『変態』と言う言葉を知っているだろうか?  勿論の事、みんながみんな“知っている”と言うだろう。  もし、街頭調査をしたって全員が若干の恥ずかしさを含みながらも正確に答えれるものだと思う。  もう、書いて、そのまま字の通りなんだけどね。  それは、悲しくもこの僕の世界では有り溢れた言葉だ。  何が悲しくて自分の肺腑を抉る言葉を解説してるかは分からないけど、残念なことに否定できない現実なんだな。  そして、僕の平凡な日常、ごめん間違えた、変態な日常に紛れ込んであらゆる僕の行動に大して八面六臂している。  例えば、僕のあだ名とか、行動に対する評価とか、もやはイジメと言っても過言ではないレベルなんだ。  
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