001 A new life and a new family?

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「あっ夢子さん」 父さんが夢子さん? って人に向かって手を軽く振った 僕は父さんが邪魔で 夢子さん?を確認できない 「総太さん」 夢子さんの第一印象は 声が透き通ってて綺麗な声。 総太って言うのは 父さんの名前 「ほら日和 後ろじゃなくて横においで?」 …そんなこと言われても やっぱ女装で会うの恥ずかしい 僕はもじもじしながら ひょこっと顔だけ出した 「きゃあ!! かっ可愛い!」 夢子さん?はそう言うと 僕の所まで来て 僕をぎゅうと抱き締めてきた。 うわあうわあ ちょっ、え?、なに? 「貴方が日和ちゃん?」 日和……ちゃん? 僕がコクンと頷くと またぎゅうと抱き締めてきた なっなんなんだろ 夢子さん?の次の印象は 明るく元気で可愛らしい人。 「ワンピース似合ってるわ 日和ちゃん」ニコ 夢子さん?の笑った顔は 凄く綺麗でちょっとドキってした 父さんにはもったいない気が…。 「日和ちゃん 私は紺野 夢子よ よろしくね」ニコ 僕はまたコクンと頷いた 「クス、なら私の息子達を 紹介するわね?」 夢子さんは僕を離して 息子達の方に歩いて行った 夢子さんって明るい人だなあ とか思いながら顔をあげた ……………え? ちょっと、待って 何で3人もいるんですか? というかこの3人……同じ学校の人 ……………うわあ 仲良くできる気がしない もはやする気もない。  
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