001 A new life and a new family?

24/24
2349人が本棚に入れています
本棚に追加
/151ページ
よしっ 後は盛り付けだけっと お皿を取りだし 盛り付け準備にかかる 「日和」 「なに?」 「サラダ出来た」 綺麗に盛り付けまで 終わってるサラダを僕に 見せてきた 「ありがと…燈李」 「……クス どういたしまして これ持ってくな」 燈李は盛り付けてある 焼そばとオムレツを持っていった 僕は残りのお皿を両手に持ち キッチンを後にした 「日和の手作りいっ」 ほんと奏汰君って いつもニコニコしてるなあ そんなに嬉しいのかな? 「いっぱい作ったな」 琥珀君は口元だけ笑い 僕の頭にポンと手をのせた 琥珀君は相変わらず クールだなあ 「日和ちゃんの手作りっ 美味しそうね」ニコ 奏汰君の笑い顔と 夢子さんの笑い顔、そっくりだなあ 僕はテーブルに お皿を置き コップを取りにキッチンに戻った 「燈李」 キッチンから燈李を呼ぶと すぐに燈李は来てくれた 「どした?」 「コップ持ってくの手伝って」 「んー了解」 「日和、俺も手伝うか?」 ひょこっと琥珀君が キッチンに顔を出してきた 「あっじゃあ そこのお茶とお箸持って行って」 「わかったよ」 「俺も手伝う?」 ニコニコした顔で 奏汰君も顔を出してきた 「じゃあドレッシングと 小皿をお願い」 「はあい!」 こんなに騒がしいの はじめてだなあ なんか、兄弟って こんな感じなのかな? なんか、賑やかで 騒がしくてうざいけど うん、なんか新鮮かも これからこんな感じの 生活が始まるんだよね 少し、ほんの少しだけど これから楽しみ  
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!