003     A storm is suddenly?

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屋上につき 地面に体育座りをして座った 類も隣に胡座をかいて座った 「何かあったの?」 「……別に」 「…そんな顔してるのに 何もない?」 「………別に平気」 「ほら言いなさい」 類はそういいながら こちょこちょと僕を こしょがしてきた 「ふふっあははや、やめ やめてよ、はははる、類」 「………やば」 類はこしょぐるのをやめ くるっと僕に背を向けた 「……類?」 「その顔やばいから 可愛すぎだろ、おい」 なんか…類のキャラが お兄さん的な雰囲気なのに うん、残念 でも、うん さっきより気持ち的に楽 「……ありがと類」 「え?俺何もしてないよ?」 「いいんだよ 授業始まるし行くよ類」 類の腕を掴み 屋上をでた 教室に入ると 皆大体来ていた 僕と類が一緒に来たから 皆驚いてるみたい あーまた目立った 「何か目立ってるね日和」 目立ってるのはお前のせいだ 僕が座席に着くと 心配そうな顔で奏汰がこっちを見てきた あぁ、急に家でたから 心配とかしてるのかな? 奏汰に微笑みかけると安心したのか いつもの笑顔をみせてくれた ……燈李来てないのか あの子と一緒にいるのかな? あ、またこの感じだ 胸辺りがズキズキする  
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