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男「ここは……何処だ?」
6畳くらいの真っ白で四角い部屋に俺は立っていた。
壁も地面も白一色で、ドアや窓のような出入りできそうなものは無い。
?「どうも」
男「ぬおっ!?」
?「唐突ですが、私は神です」
男「……で、その神とやらがなんの用だ?」
神「あれ? 意外とすんなり信じるんですね?」
男「外を歩いてたら、いきなりこんな所に連れて来られたんだ。神かどうかは知らないけど、少なくとも人間業じゃないだろ」
神「なるほど。用件はですね~……単なる暇潰しです」
男「…………は?」
神「貴方に私の暇潰しに協力して頂こうかと思いまして」
男「帰る。てか、帰らせろ」
神「まぁまぁ……貴方にとっても悪い話ではない筈です」
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