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『くそ……あの時の傷がまだ……』
今奴らに逃げられると後では面倒になる。何としてもここで仕留めなければ。
ミイラ男は何やら液晶を触り、また何かをしている。
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装備追加
ターボシューズV3
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その途端ミイラ男の足に突如、メカニック化された靴が現れた。
「ん…なんだあれは?」
奴の異変にいち早く気が付いた大和。しかしもう手のうち用がない。
こうしているうちに奴のターボシューズは爆煙を吐きながら空中の俺達に向かって飛び上がって来る。
「く……何か……何か打つ手はないのか?」
大和は液晶を触りながら必死に対策を考える。だが大和の絶望的な顔を見ればどうであるかは見て取れる。
「大和!!手を伸ばせ!!」
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