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~門前にて~
斎藤達が行った後、正気に戻った門番二人がなんとも謂えない、微妙な顔でポツリと言う
門1「さっきの子、可愛かったな…」
門2「…あぁ」
どうやら真琴についてのようだが、依然として二人の表情は微妙だ
門1「あの子、斎藤先生のコレかな?」
そう言って小指をだす1人
門2「さぁなだけどよ、あの顔なら例え先生のアレでも襲う価値は充分だろうな」
そう言って厭らしく嗤う二人
彼等のなかでは真琴の素性など、自分の欲に比べればどうでも良いようだ。
しかし、彼等はまだ知らなかった…
【長月真琴】の恐ろしさを………。
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