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「…え?」
私と夏輝は思わず声が漏れた。
「はぁ…ヴッ、はぁハアァっ」
それはとても可愛い子だった...が、その可愛さが微塵も感じられないくらいにその子は過呼吸になりながら私を睨んでいた。
(え...?
何この子...?
私を...睨んでる...?)
私は思わず夏輝の後ろに下がった。
するとその子はいきなり凄い形相で私に掴みかかり、夏輝が止める間もなく私をそのまますごい力で地面に投げつけた。
「...いッ..つ!」
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