蛭川 紗衣

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……店内はざわついていた。 それは彼女がそれなりに有名人だったからだ。 「すっげー……」 晋武は思わずため息をついた。 「えっと……は…初めまして。蛭川紗衣です。これでもモデルやってます。よろしく。」 「あぁ…よろしく。ごめんね。俺さっきモデルやってるって知ったから……こんな人気とは……」 「あっ!全然大丈夫です!むしろその方がいいから……」 「えっ…?」 後の言葉が聞こえなかった。 .
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