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「えーみんな五代総理の新政策のことは知っているか?五代総理の新政策、s.m.p案(soldier.make.plan)について対象者となった君たちに説明する。」
ガヤガヤ
ザワザワ
なんだs.m.p案って?
「s.m.p案とは全国の高校2年生に模擬戦をさせる政策のことだ。
模擬戦をさせ今の状態でどれだけの戦闘能力、指示能力、協力能力があるのかを調べるのが目的だ。
うちの地域では我が校の2年A~Cのクラスが選抜された。詳しい説明は先生たちも知らされていない。具体的な内容は今夜のニュースで発表されると同時に君たちのケータイに政府からメールが届くだろう。これで学年集会を終了し2年生は帰宅しなさい。」
「お、おい・・・・なんだよこれ・・・・」
「は?まじわけわかんないだけどだるくね?」
「よかった~あたしら入ってないよA~Cだけだよ」
周りからの声が聞こえる
「え~s.m.p案ってなに~めんどくさー」
「ス🌕ップみたいだな」
「うぇへへへ」
慶と陸と幹太朗は相変わらずだが・・・・あれ?
「おい金子いくらなんでもテンション下がりすぎじゃないか?」
「だっていきなり模擬戦だとか言われて詳しいことも教えてもらえないなんて不安じゃないの・・・?」
確かに一理ある。だが・・・
「まだわからないことなんだ。今気にしたってしょうがないだろ?見ろよ、あいつらみたいに気を抜くことを覚えないとやっていけないぞ?」
視線の先には相原と飯田と木下がなぜか組体操の扇をやっていた・・・・・いや、扇結構好きだったけどさ・・・
「ふっ(笑)そうだね、もっと気を抜くことを覚えるよ。扇はしないけど(笑)」
慶たちはみんな用があるらしいから途中で会ったさっきの扇組と吉祥寺に遊びに行くことになった。
「腹減った~スイパラ行こうぜ!!!」
「なんでそんな男だけじゃ行きにくいとこ提案すんだよ(笑)それに飯田が言い出しっぺとかウケ狙・・・・」
「いや狙ってねーし!!!指篠はオレを差別すんな!!!」
「食い気味に言う意味・・・・声でかい(笑)」
「声がでかいのは慣れてって何回も言ってるでしょ相原ちゃん」
「もうスイパラでいいからいこうぜ」
「「「さ、さすがサバサバ木下・・・・」」」
「じゃーなーオレこっちだからさ」
「「「じゃーなー!!!」」」
ふう、はしゃぎすぎたし食べ過ぎたな。
まったく近頃のスイパラのパスタのクオリティは留まること知らな・・・・あ。
ニュース。
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