東雲

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●備考 手配書は昔、東雲によってプライドを酷く傷つけられた豪商が再び捕まえようと金と権力で幕府に出させたもので、生きて捕らえる事が条件で未だに懸賞金もついているが名前も本名で人相書きも素顔な上に五年も前のもの。 それとは別に盗賊団に居た頃に盗みを行った家の生き残りの中に、一団の中にとても顔が整った金髪の男が居たという証言や、所属していたのがそれなりに名の知れた盗賊団だった事もあり特殊な力がある非情だが綺麗な顔をした男が居たという噂が流れていた事から名前や人相は割れていないものの盗賊団の一味として、さらに、抜けた盗賊団からも脱走者、しかもお頭のお気に入りで便利な能力者だったというのもあって追われている そんな事から素顔を隠すために普段から化粧しているのだが、化粧が上手く行かない日はやる気が出ない そして西国に居た経験から身を守れる程度の体術は使えるが、当時よりもかなり痩せて衰えているので自信は皆無 たまに不用心とは分かりつつ、昔遊女達に貰った地味な紺の着流しを着て化粧もせずにふらふらと人気の無い所を徘徊する癖がある
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