運命の分かれ道

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「やっぱりあいつは主人公みたいなやつだな。そんな力を持っているのは主人公と相場は決まっている。だからあいつのこと嫌いなんだ」 だが と続け 「上からの命令なら仕方がないからやるしかないか。 ところでどう護衛すりゃいいんだ?」 「彼に近づく敵を倒せばいいだけですよ。学校の中はあなたが守って街の方は私の力で守ります。 では私は下準備が必要なのでここで失礼します」時計をみながらそういうと、きた道を戻っていった。 「シェリル」 「何ですか?マスター」 少し下を見ながら志紀はさっきまでの話には全く関係がないことを口にした。 「俺の影が濃くなったらどうしよう」
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