少年漂流紀?

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フラフラとした足付きで 木の根元に座り込む。 なんだかどうでもよくなってきた。 このまま誰にも知られず死んでいくのも悪くないんじゃないか? 昔からそうだ。 いつも俺は必要とはされない。 自暴自棄なのは分かってる。 そんなことを考えてると まぶたが、重くなってきた。 もう、何も考えたくない……
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